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漆沢祐樹氏 海外MBAを活用した講義で飲食業界について取り上げる

Global News Asia 2024年2月26日 20時0分

 2024年2月21日、第3週水曜日の定期セミナー「MBA講義」が開催された。これまでの「上場企業MBA分析」から内容をアップデートし、グループワークやプレゼンテーションの機会を増やす方針で、4月からの新しい講義体制へ移行を模索しているようだ。

 今回の講義は、i3 business academyメイン講師の漆沢祐樹氏が進行し、ワークはグループに分かれ、3回行われた。

 MBAの授業を実際に受けた経験から、初級者にも分かりやすいよう、3C分析やポジショニングなどマーケティングの基盤となる分析方法の解説を含め、AIチャットを活用しながら飲食業界の経営についてグループワークを実施した。

 近年の日本への海外旅行客インバウンドに着目し、飲食業界で「顧客を継続して獲得し続ける」ために何が必要だと考えられるか、顧客は何をきっかけに飲食店を選定しているのかなど、受講生からも積極的に予測が飛び交った。

 グループワークでは、【海外旅行客×SNSでの集客】をヒントにそれぞれが構想する飲食業界のビジネス案を発表した。AIチャットを活用しながら、自分の考案したビジネスの妥当性や考えられる競合など、受講生各々の視点でのビジネス案が完成した。

 インバウンド観光客を対象とした、おにぎり作りが体験できるお結びテイクアウト専門店や、観光客に人気の日本のキャラクターとお菓子のコラボ商品開発など、日本の文化や伝統を取り入れた様々なビジネス案が挙げられた。

 今回の授業ではプレゼンテーションはなかったものの、短い時間の中でいかに現実的なビジネスプランを仕上げ、グループワークで他者に分かりやすく説明するという、非常に価値のある訓練の機会となった。

 講義の終わりには、講師から「皆さんは【対話】していますか?」という問いかけがあり、会話・議論・対話の違いと、対話の重要性が伝えられた。来週は第4週定期セミナーの「88キャリアアッププログラム」を開催予定だ。
【編集 : af】

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