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【コラム】これは、ディオールも口を割れない・北朝鮮

Global News Asia 2024年3月29日 6時0分

 北朝鮮の初代・妹様。今、彼女が持っていた一つのバックに注目が集まっている。別に女性用だし、高そうなの持っていても身分が身分だから問題はないんじゃないのかなと思えるのだが…国連安保理の制裁議決で、北朝鮮への贅沢品の輸出が禁じられているので、問題なのだ。

 北朝鮮・韓国・中国と言ったら、ブランド品の偽物・ばったもんを作らせたら世界でかなう国はないほど、優れた技術をもつ三国だ。しかしだ、妹様ほどの人が、偽物を持つかというと、意地でも本物を持ちたいだろう。彼女も女性である。クリスチャン・ディオールの黒色のバックが、昨年将軍様ことお兄ちゃんについていったロシア極東訪問の際に確認されている。

 本物かどうか。それは、クリスチャン・ディオールの専門家でないと判定が難しいかと思われる。だからこそ、安保理はディオール本社に「本物か?」と現在も確認している。

 ただ、本物だった場合、妹様の手に渡った経路とか、出発点をディオールとして、厳しく調査されることだろう。いっそ偽物だと回答すると、今度は「私に恥をかかせたな!」と北朝鮮から刺客が使わされる場合もある。いや、本物で、新作が出るたびに献上していたとしたら(商売なので、世界のセレブにそういうプレゼントもありだ)、もう、ディオールの長年築いた信用が地に落ちる。

 無難なところで「弊社のハンドバックのモデルととても似ているように思う。しかし、写真や動画だけでは、判断は難しい」と逃げた。2019年2月に発売したモデルで、もう定番と言っていいほど欧米ではよく売れたバックだ。妹様がだれかのお古をつかうはずがないが、世界中で売れたとしたら、プレゼントとして北朝鮮に渡っていてもおかしくはない。

 転売によって手にいれた説もあるが、庶民じゃないのだ、〇ルカリみたいなところで手に入れるはずもない。国民が餓死しそうであっても、妹様はお金は持っているのだから。

 ちょっとまずい人に、セルフ(自称)アンバサダーになられてしまいましたね。
【編集 : fa】

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