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韓国の高齢化小食問題 

Global News Asia 2024年4月16日 9時0分

 もともと少ない感じ、1プレートにきれいにちょっとずつ並べた「レディースセット」みたいな、小食用のメニューはあった。それでもお値段はそこそこした。ファミレスに行くと、未就学までのお子様しか注文できませんとお子様ランチを含むお子様メニューもある。

 しかし、ダイエットのために小食、身体がまだ小さいから小食ではなく、高齢化すればするほど、「食べたことを忘れる」認知でなければ、人はそんなに食べられなくなる。筆者の親の注文は、お金は同じでいいんでご飯少しでとか。1品とデザートを頼んで、筆者はデザートを食べながら残すのを待ってた感じ。少しだからと言って、お値段まけてくださいと言ったことはない。

 韓国のとんかつ店には「お子様とんかつ」というのがあって、どのくらい肉の%が大人と違うのかはわからないが、お値段はがっつり半分だ。「私小食なので~お子様とんかつオーダーできませんか」と30代の女性が言った。店主は、材料も少ないが、大人についてきた子供用のサービス用にマージンも少ないからと断った。女性はかなりねばったが、それじゃあしょうがないと店を出た。

 店主が機転をきかせて、子供用ですがあなたは大人なので、7かけのお値段でなら出せると言えなかったものか。これを言って、お金もないから子供用の半分の料金でオーダーしたか、子供用より高いけどその量で満足なのか、本当の意図がはっきりする。

 韓国のSNSユーザーは、前もって半分お持ち帰り用にしておく(テイクアウト用の包装資材代がかかる)、お値段は同じですが量の減量はできますにしろとか案を出している。

 しかし、食べられない人には食べられないのだ。SDGsということもある。「大人様ランチ」という量も少なくお値段もちょっとお安めのを見たことがある。これからの高齢化時代「大人様ランチ」のニーズはある。そういう専門店を「韓国発祥」で世界展開してみてはどうだろう。
【編集 : fa】

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