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東京都中小企業振興公社、タイのカシコン銀行と業務提携=中小企業のタイ進出を支援

Global News Asia 2014年9月11日 13時13分

 2014年9月9日、東京都中小企業振興公社(以下、公社)は、海外初のビジネスパートナーとなるカシコン銀行との間で業務連携・協力に関する覚書(以下、MOU)をカシコン銀行本店にて締結した、と発表した。

 公社は、カシコン銀行とのMOU締結を契機として、都内中小企業のアセアン諸国等への海外展開をさらに充実していくため、東京都内の中小企業とタイ現地企業等とのマッチング精度向上及び現地営業拠点設置や生産委託先選定等にかかわる助言を実施するなど新たな支援を目指す。

 カシコン銀行はタイ4位の商業銀行で、50~70社の中小企業が総額で35億バーツ(約105億円)の投資を東京都中小企業振興公社と銀行の協力を通じて行なうことを期待している。

 公社には3万社以上が会員となっており、東京都内には44万社以上の中小企業があり、会員数は増え続けている。

 日本の中小企業は世界第3位の経済を引っ張るエンジンであり、政府は1万以上の中小企業を支援し海外投資を促す。

 公社の井澤理事長は、タイへの進出に興味を持っている中小企業は製造業が中心であると語った。
【編集 : YK】

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