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エアアジアX、2024年第1四半期の営業統計速報を発表

Global News Asia 2024年5月1日 7時30分

 2024年4月30日、エアアジアX バハッド(以下、エアアジアX)は、2024年第1四半期(2024年1月〜3月)の営業統計を発表した。

 2024年第1四半期の旅客搭乗率(Passenger Load Factor, PLF)は、前年同期比3%ポイント増の83%と堅調な数字となった。ネットワーク拡大、および増便に伴い 有効座席キロ(ASK:総座席数と輸送距離の積)が前年同期比74%増(50億3,900万座席キロ)となるなか、高い旅行需要が堅調な旅客搭乗率へと繋がった。また、ピーク時(主要な祝日、学校休暇など)の需要増加にも対応し、エアアジアXの旅客数は前年同期比90%増の959,623人を記録した。

 ネットワーク面では、エアアジアXは中央アジアへの進出を目指し、2024年3月にカザフスタンのアルマトイへ新規就航した(週4便)。また、中国路線では、成都(+週7便)、北京(+週7便)、上海(+週11便)へのフライトをそれぞれ増便し、インドネシア路線では、バリ線を増便(+週9便)。この結果、当四半期にエアアジアXの運航便数(チャーター便、貨物便を除く)は、前年同期比85%の増加となった。

 関連会社であるタイ・エアアジアXは、当四半期の旅客数が前年同期比51%増の437,764人となり、旅客搭乗率は1%ポイント増の89%と好調を維持。タイ・エアアジアXは、2024年第1四半期にエアバスA330を一機を再稼働させたことで、運航区間数は前年同期比50%増の1,329区間となり、有効座席キロは前年同期比37%以上増の21億9,900万席キロとなった。

 2024年3月末時点で、エアアジアXの保有機材数はエアバスA330が18機(そのうち16機が稼働中)、タイ・エアアジアXの保有機材数はエアバスA330が7機(そのうち6機が稼動中)だ。
【編集 : af】

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