2024年5月、韓国現代自動車が、トヨタを抜くと高らかに宣言した。その分野は、ハイブリットカー。今のところ、トヨタの一人勝ち感がある。しかし、現代自動車は、往来の「トヨタ」に比べて出力や燃費ともに10%引き上げる開発プロジェクトを完成させたのだ。「TMED-2」新ハイブリットプラットホームだ。これをもとに、来年1月から本格的生産に入る。
現代自動車の大型SUV「パリセード」から、同じ韓国の起亜自動車の小型SUV「ソネット」まで、すべての車種にほぼ適用できる設計。「敵は韓国の同業他社ではあらず、トヨタ一択」として、スクラムを組むのだ。このハイブリットカー展開は、韓国のSUVの需要鈍化している現状を打ち砕くべくEVキャズムの克服により、トヨタを一気に追い抜けると読んでいる。
プロジェクトは2010年代から始まった。現在トヨタはハイブリットカー関連特許出願を9629件出願している。しかし、それとかぶらない特許を現代は5951件「保有」している。出願というのは認められていないものが含まれるが、保有は他社に使わせることのない今使える技術だ。
日本のタクシー業界でも、現代のハイブリットカーを使用している会社が増えている。お値段でもトヨタよりお手頃感があるのかもしれないが、走りも確かなのだろう。さて、いつトヨタを追い抜くか。韓国ヒョンデのハイブリットがトヨタを抜く事態になれば、一時期世界的に認められた「物作り日本」のイメージは失われ、韓国に脱帽することになる。
【編集 : fa】
現代自動車の大型SUV「パリセード」から、同じ韓国の起亜自動車の小型SUV「ソネット」まで、すべての車種にほぼ適用できる設計。「敵は韓国の同業他社ではあらず、トヨタ一択」として、スクラムを組むのだ。このハイブリットカー展開は、韓国のSUVの需要鈍化している現状を打ち砕くべくEVキャズムの克服により、トヨタを一気に追い抜けると読んでいる。
プロジェクトは2010年代から始まった。現在トヨタはハイブリットカー関連特許出願を9629件出願している。しかし、それとかぶらない特許を現代は5951件「保有」している。出願というのは認められていないものが含まれるが、保有は他社に使わせることのない今使える技術だ。
日本のタクシー業界でも、現代のハイブリットカーを使用している会社が増えている。お値段でもトヨタよりお手頃感があるのかもしれないが、走りも確かなのだろう。さて、いつトヨタを追い抜くか。韓国ヒョンデのハイブリットがトヨタを抜く事態になれば、一時期世界的に認められた「物作り日本」のイメージは失われ、韓国に脱帽することになる。
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