【コラム】直ぐバレル嘘をつく、副大統領候補！ 政治家は世界中で人材難

　アメリカでは、次期大統領選が確実に始まっている。韓国の議員が前科ありほど当選するのと違って、アメリカの大統領というのは清廉潔白でなくってはいけない～浮気や不倫だけでなく、ワンナイトラブですら許されない。だから、大統領候補の所属する政党内でのゴシップもまた過剰に戦いの道具に使われてもいる。建前は。

　副大統領候補に名前が挙がっている副知事がいる。女性だ。彼女は最近、回顧録を出す。副大統領候補である自分を知ってもらうためか、政治生命を終了するためかは謎だ。まだ出回っていないので、その内容を妄想したいろんな説が流れている。

　例えば、ペットとして飼っていた犬を自らの手で銃殺したとか。北朝鮮の金正恩委員長に会ったとか。この二つがつながって、二人で、撃ち殺した犬の肉を食べたとか。

　韓国に犬肉食の習慣があるのは、全世界が知っている。けれど、北朝鮮では、どうしてもお腹がすいてお腹がすいてしかたないときはしょうがないから食べる、じゃなかったのか。そりゃ、委員長が否定しても同じ民族だしな、食べるよな、食べる。

　けれど、委員長ほどの人間が、アメリカ人の要人に犬肉を勧めるとは思えない。委員長はもっと美味しい「北朝鮮の味」を知っている。

　犬と朝鮮がつながると妄想もつながる。しかし、残念なことに、この副知事は、公式に北朝鮮に行ったこともなければ、委員長に会ったこともない。単なるヨタ話。

　かくして、この妄想をSNSで拡散した敵対する党の下院議員は、アメリカ国民に対して、謝罪しなければならないことになった。委員長に会ったはともかく、犬を食べる民族を知らないアメリカ人もいただろうし。妄想は自分の頭の中だけにするべきだな。

　日本でも大きな地方自治体の首長で、ほぼほぼ間違いないと思われる学歴偽装をしているかもしれない人がいる。また、経済が全く理解できない大国の首長もいる。世界中で人材難なんだろう。

【編集 : fa】