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韓国の即席めん「爆発的な大人気」1億ドル越え(輸出月間)

Global News Asia 2024年6月4日 12時0分

 韓国の即席めんの輸出額がまた、ウナギ登った。昨年の4月の売れ行き比率より46.8%UPして、日本円にすると4月1か月で169億円(1億859万ドル)も売れた。1億ドルを越えたのは史上初だ。

 新型コロナは、味覚がおかしくなる(なくなるともいう)副反応がある。韓国の即席めんが月を経るごとに売れるようになったのは、コロナ渦になってからだ。今はニュースでもその日の罹患者数が発表されない。しかし、終息どころかウィルスは形を変えながらさらに猛威をふるってはいる。つまり、味覚が2019年と、今2024年ではまったく違うのかもしれない。あるいは、その違いを「なるべく安く」確認するために、韓国の即席めんを食べて、辛さなどを確認しているとも考えられる。

 韓国としては、K-POPスターや韓流ドラマや映画(歴史ものに即席めんは出てこないし、いわゆるトップスターと言われる俳優の出ている現代ものでも、安い即席めんは食べてはいないのに、なぜに影響があるのか)が、即席めんの売れ行きを押し上げている、もしくは韓国という国の国民食としての認知度を上げていると、きれいな理由にしているが…。

 とくに売れているのは、農心の「辛ラーメン」シリーズではなく、ブルダックブランドだ。同社の株価も一時ストップ高なるほど注目されている。

 日本のスーパーの即席めんの棚を見ても、いつも完璧に並んでいて売れているようには見えないのだが。以前にも書いたが、輸出量イコールバク売れとは限らないのかも。そして、味覚試験紙としての存在もなにげにあるのかもしれない。
【編集 : fa】

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