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犯人に人権が必要なのか・韓国

Global News Asia 2024年6月12日 12時0分

 みなさんは、床屋さんやパーマ屋さんで髪の毛が付かないように首に巻かれる「刈り布(かりふ)=カットクロス」をご存じかと思う。最近では、雑誌を読めるように、両手を出せるバージョンもある。別な使用法、意外な盲点だった。

 ちょっと話が反れるが、犯人さんが警察から移送されるとき、移送車両に乗るまでが映像になる。その時、昔ならば、手錠姿がばっちりと映された。逆にまだテレビ放映が完璧でなかった頃は、スゲガサ(昔話の旅人がかぶる三角形の麦わら帽子の深いバージョン)で顔を隠し、手錠は見せたままだった。ところが、最近は顔は見せて(中にはにこにこアップにしてくれという感じの犯人さんもいるので希望次第なのか)、手錠部分は布で覆われている。なぜ隠さなければいけないのだろう? 冤罪だった時のため? 。

 韓国では、近年、首から下を刈り布で覆うが流行っているらしい。そういう使い方もあったか。手錠どころか、体形も隠せるしなかなかのナイスな使い方だ。人権保護のためとして、警察が独自に作ったものと発表されているが…ぱくりだから、それ。

 でも、手錠姿を映すことで、犯罪を起こしたらこういうことになるという見せしめは必要だ。殺人事件として、殺される理由もなく失われた命。被害者の私生活などはバンバン週刊誌報道などがされる。殺して生き延びた犯人さんの人権保護は必要なのか。

 犯罪を起こしても、刑を終えたらのことを考えて守られる人権。人権っていったいなんだろう。

【編集 : fa】

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