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そのリムジン、本当のリムジン?

Global News Asia 2024年7月16日 12時0分

 ロシアのプーチン大統領が、6月に北朝鮮を訪問した。その際に、金正恩総書記にロシア製の高級リムジンをプレゼントした。
読者の方々ならすでにご存じだろうが、「リムジン」とは商品名ではなく、形、このばあい「セダン」に匹敵する。だから、作ろうと思えば、ロシアでも「リムジン」を作ることは十分可能なのだ。もちろん、どこからも輸入しないでプレゼントすることも可能だ。

 これは、ロシアの「アウルス・モーターズ」が2018年から23年までに、将軍様に献上するために丁寧に作った。必要な部品代は日本円にして54億7000万円。税関の記録にもある。
中国やインド、トルコやイタリアなどから部品を集め、もっとも作成の中心になったのは、なんともはや「韓国」製部品だ。…いいんだか、わるいんだか。

 アウルス社は今年2月からアメリカの制裁対象になった。その前に作り終えたので、各国の部品提供は制裁違反にはならないという。

 ロシアのアウルスは「ロシア版ロールスロイス」とも呼ばれる。絶大なる高級車だ。基本、プーチン大統領の専用車だ。2月にロシアを訪問した際にも送ったが、今回で2台目を送ったことになる。
 
 ロシアと北朝鮮は仲良しだ。そこに、韓国の部品。部品に情報を取り込む機能のなにかを仕込んで2月にうまくいったから、2台目も、3台目もなんてことはないのか。リムジンという名の、スパイ車。まあ、賢い将軍様はツーショットの写真は撮っても、乗らないし、乗ってもしゃべらないだろうけどね。そもそも、将軍様が本物なの…。
【編集 : af】

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