日本の病院には、厚生労働省や各自治体の当該部署から、レセプトを出す義務が課せられている。簡単にいうと、いろんな病院から、睡眠薬や「美容にいいから」系の軟膏を重複してもらっていないかのチェックも含まれる。睡眠薬は本人が飲むとしたら許容範囲を超えてしまうのを防ぐため、軟膏は転売を防ぐためなど、日本の保健医療を守るために必要なことだ。極端なことだが、普通に内科でも出せる睡眠薬でも、「精神科からもらうように言え」と命令が来ることもある。一応、日本の保険請求は安全なものとも言える。
韓国で、保険請求が正しいかどうか「女性患者の陰部の写真」を提出するように、健康保険評価院が婦人科に求める事案が発覚した。
医師でもない(評価院には医師免許を持った職員がいるのかもしれないが)公務員が、陰部の写真を見て、なにがわかるのだろう。
外陰部の陽性腫瘍除去術を受けた、手術前後の写真を照らし合わせるというのだ。手術をした医師も心外だろうし、受けた女性は一番触れられたくない部分の個人情報を他人に見られるということだ。
大韓医師協会は、職権乱用権利行使妨害とその強要の疑いで、求めた職員個人を告発した。
韓国の医師法には、患者の記録を他人に閲覧させる行為を禁じており、懲役3年以下の罰則もある。
陰部の写真でなくても調べる方法はあるだろう。
最近、韓国では明るい話題が多くなってきていたのだが、こういう不可解な話題がすべてを帳消しにすることもある。
【編集 : fa】
韓国で、保険請求が正しいかどうか「女性患者の陰部の写真」を提出するように、健康保険評価院が婦人科に求める事案が発覚した。
医師でもない(評価院には医師免許を持った職員がいるのかもしれないが)公務員が、陰部の写真を見て、なにがわかるのだろう。
外陰部の陽性腫瘍除去術を受けた、手術前後の写真を照らし合わせるというのだ。手術をした医師も心外だろうし、受けた女性は一番触れられたくない部分の個人情報を他人に見られるということだ。
大韓医師協会は、職権乱用権利行使妨害とその強要の疑いで、求めた職員個人を告発した。
韓国の医師法には、患者の記録を他人に閲覧させる行為を禁じており、懲役3年以下の罰則もある。
陰部の写真でなくても調べる方法はあるだろう。
最近、韓国では明るい話題が多くなってきていたのだが、こういう不可解な話題がすべてを帳消しにすることもある。
【編集 : fa】