【フィリピン】ワールド・トラベル・アワード、開催地フィリピン「8つの賞を獲得」！

　2024年9月3日、ワールド・トラベル・アワード(WTA)アジア＆オセアニア・ガラ・セレモニーが、フィリピンで初開催された。会場は、シティ・オブ・ドリームス・マニラだ。

　ホスト国のフィリピン観光省は、この開催によりフィリピンのMICE(会議、インセンティブ、会議、展示会)が最適な地域であることを世界の旅行業関係者にアピールできたとしている。

　クリスティーナ・ガルシア・フラスコ観光大臣は、「マルコス政権下において開催されるこのイベントは我が国にとって歴史的な観光業界におけるマイルストーンとなるだけでなく、フィリピンが注目され、ハイレベルな国際イベントを開催する準備が整いつつあることの証でもあります。ワールド・トラベル・アワードのような尊敬すべき世界的組織が、世界クラスのホスピタリティ、優れたイベント運営、比類ない観光体験を提供するフィリピンの能力を認めてくれたことを嬉しく思います」と述べ、地域のさまざまな観光関係者とのネットワークを構築する場でもあると付け加えた。

　フィリピンは8部門で受賞

1.観光ガバーナンスにおける変革的リーダー賞

2.アジアリーディングマーケティング賞・キャンペーン2024(LOVE the Philippines)

3.「アジアを代表するビーチデスティネーション」

4.「アジアを代表するダイビングデスティネーション」

5.「アジアを代表するアイランドデスティネーション」

6.「アジアを代表する観光地としてのイントラムロス」

7.「アジアを代表するラグジュアリーアイランドデスティネーション」としてのボラカイ島

8.「アジアを代表するウェディングデスティネーション」としてのセブ島

　今回の受賞以外にもフィリピンは、イギリスで最も長い歴史を持つ旅行雑誌『ワンダラス・トラベル・マガジン』は、第23回ワンダラス読者旅行賞の3部門でフィリピンを表彰している。

　また、フィリピンは以下の部門にノミネートされている: 最も魅力的な国(世界のその他の地域)」、「セブ-最も魅力的な地域(世界のその他の地域)」、「パラワン-最も魅力的な島(世界のその他の地域)」などなど。

　フラスコ大臣は、「フィリピンの美しさとフィリピン人の温かさは、観光を自然なものにしています。その代わりに、生活と雇用を提供する観光収入に焦点を当て、必要なインフラを整備し、交通アクセスを改善し、遺産の保護、コミュニティの向上、文化への深い感謝の気持ちを育むことに重点を置いています。このようなノミネートは、観光産業に携わる私たちの士気を鼓舞するものです」と話している。
【編集 : Eula Casinillo】