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お父さんのメタボは僕の発明が救う・韓国

Global News Asia 2024年10月5日 12時0分

 韓国ではこのほど、全国学生科学発明品コンクールが開かれた。そして最高賞である大統領賞を受賞したのが「スープ料理の油を取り除くおたま」だ。発明者本人がつけた名称は「腹の肉を取って100歳まで!」なかなかウィットにとんでいる。

 この『おたま』は、日本における十分杯(一定量以上注ぐと全部流れ出してしまう節酒用の杯)の原理と応用でできている~十分杯がわからないならば、ピタゴラスの杯で検索するといい。大人なら十分杯に馴染みがあるだろうが、子供はその原理であるピタゴラスの杯を生み出すために実験に実験を重ねて改良を重ねた。その科学的探究の過程も評価が高かった。

 作り出した理由は、自身の父親が普段から脂肪分の多い参鶏湯や牛骨スープを好んで飲食していて、メタボなお腹が心配だったそう。その流れで近年は、高脂血症にまでなってしまっていた。お父さんには100歳まで長生きしてほしい。では、脂分を簡単に分離し除去し、健康的な栄養分だけを体に入れるために生み出した逸品だ。

 大人になると、多少の不便も我慢して日々を過ごしがちだ。だが、学生なら柔軟な発想で「生活に必要」な発明がひらめく。それらをベースに、企業が商品化することもある。決してコンクールだけで終わってしまうものではない。

 ただ一言。君の父親思いは誰にも負けないと思う。お父さんのメタボな腹は、食事だけではなく、「ビール腹」の可能性もあるので、そちらのチェックも、ぜひしてほしい。
【編集 : fa】

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