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エアアジア・グループが再び安全性評価で最高ランク「7つ星」を獲得

Global News Asia 2024年10月11日 6時0分

 2024年10月、エアアジア・グループは、AirlineRatings.comの安全性評価で最高ランクの7つ星を再び獲得した。これにより、同グループは引き続き世界で最も安全な航空会社の一つとして認められたことになる。

 エアアジア・グループの航空会社は、国際航空運送協会(IATA)の安全監査プログラム(IOSA)の認証を取得しており、最高の安全基準を維持している。エアアジアがこの評価を維持できる背景には、従業員の徹底した訓練や、20年以上の経験を持つ熟練したエンジニアリングチームの存在、そして厳格な整備手順の遵守がある。

 エアアジアは、取締役会レベルの安全審査委員会(Safety Review Board, SRB)を含む強固な内部の安全管理システム(SMS)とコーポレートガバナンス構造を維持しており、欧州航空安全庁(EASA)のPart-145の許可も取得している。

 AirlineRatings.comの編集長ジェフリー・トーマス氏は、「エアアジア・グループとその関連航空会社は、強化された評価基準の中で優れた安全評価を受け、ほぼ完璧な実績を示しています」と述べている。エアアジア・グループの定時運航率は高く、インシデント発生率はほぼゼロに近いことが評価された。

 エアアジア・アビエーション・グループのCEO、ボー・リンガム氏は、「エアアジア・グループは創業以来、約8億人のお客様にご利用いただきました。今回の評価は、安全手順の改良、運航効率の向上、定時運航の実現に注力していることを示すものです」と述べている。また、同グループはIATAの定期的な安全監査プログラム(IOSA)の認証を遵守するために、人材、技術、管理体制への投資を続けている。

 エアアジア XのCEO、ベンヤミン・イスマイル氏は、「今回の評価は、2013年以来IOSAの認証を取得しているエアアジア Xにとって非常に意味のあるものです」と述べ、タイ・エアアジア XのCEO、タサポン・バイレフェル氏も「安全性は最も重要です。今回の評価を通じて、お客様に最高の価値と選択肢を提供するという私たちの取り組みが実を結びました」と強調した。
【編集 : af】

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