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マニラで日本人に対する強盗事件発生、在留邦人に注意喚起ー在フィリピン日本大使館

Global News Asia 2024年11月5日 5時0分

 2024年10月31日夜、マニラ首都圏パラニャーケ市北東部のマニラ湾付近で、日本人に対する強盗事件が発生した。犯人は拳銃のようなものを使用し、被害者のカバンを奪った。事件は夜7時頃、大型リゾートホテル付近の歩道で発生し、バイクに乗った2人組が犯行に及んだ。

 11月4日、在フィリピン日本大使館は、夜間の歩行移動に際して細心の注意を払うよう呼びかけている。特にクリスマスシーズンには犯罪が増える傾向があるため、外出時には十分な警戒が必要。

〈注意点〉

『夜間・早朝の移動を控える:犯罪発生率が高くなる時間帯には、徒歩移動を避け、車両移動を検討してください。』

『強盗に遭った場合の対応:相手が凶器を所持していることを想定し、絶対に抵抗せず、身の安全を最優先に行動してください。金品の要求に応じる際は、急な動きを避け、落ち着いて対応しましょう。』

『外出時の工夫:車道から離れた歩道の内側を歩き、カバンは車道と反対側に持つように心がけてください。必要最小限の手荷物にとどめ、貴重品は分散して持つなど、被害を最小限に抑える工夫をしましょう。』

 今回の事件では、被害者はパスポートと財布を盗まれたが、携帯電話は無事だった。予備の財布に最低限の現金とクレジットカードしか入れていなかったため、被害の拡大を防ぐことができた。
【編集 : af】

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