自民党の派閥の裏金問題への対応などから、批判が相次いでいた堀井学衆院議員が、次の衆議院選挙に立候補しない意向を固めたことについて、地元の有権者からは、落胆の声も聞かれました。
堀井氏を巡っては、自民党の派閥の裏金問題で、4月に党の役職停止の処分となったほか、その対応について、地元の北海道9区の一部支部から、政治姿勢を批判されるなど進退が注目されていました。
その結果、堀井氏は24日、北海道9区支部に「次の衆院選に出馬しない」と連絡しました。堀井氏が不出馬の意向を固めたことについて地元では、さまざまな声が聞かれました。
登別市民は…
「もうちょっと大変だけれど、頑張ってほしいと思いましたね。出て欲しかったですね」
室蘭市民は…
「仮に出たとしても当選しないでしょうし、有権者は当選させるような判断はしないと思う」
「いいんじゃない…出なくても。黙って道議をやっていれば良かったんだよ」
2012年に初当選して、現在4期目の堀井氏。
25日午後5時半から札幌市内で記者会見を開き、次の衆院選に立候補しないことを正式に表明する予定です。