札幌市のススキノで、北海道公安委員会から受けた風俗店を営む許可を、名義貸ししたとして、男１人が、また、この男が許可を受けた店で、無許可で風俗営業をしたとして男３人が逮捕、送検されました。
風営法違反で逮捕、送検されたのは、住所不定の会社役員、瀧口洋一容疑者49歳、埼玉県川口市の建築業、髙橋辰升容疑者35歳、札幌市中央区の飲食従業員、菅幸洋容疑者44歳、それに札幌市中央区の飲食店従業員、木村真也容疑者35歳です。
警察委よりますと、瀧口容疑者は、2023年８月に、北海道公安委員会からススキノで、風俗店を営む許可を受けましたが、2023年11月から2024年６月までの間、髙橋容疑者に名義を貸して、風俗営業を容認した疑いが持たれています。
また、髙橋容疑者ら３人は、共謀して、瀧口容疑者の名義を貸してもらい、ススキノで、無許可で風俗店を営業していた疑いがもたれています。
警察は、それぞれ認否を明らかにしていません。
また、４人の関係性や役割は明らかになっていませんが、警察は、髙橋容疑者が中心人物として活動した、組織的犯行とみていて、今後の捜査で、犯罪で得た金の流れなどを明らかにしていく方針です。