5日夜、JR函館線の桑園駅構内で快速エアポートが約100メートルオーバーランし、乗客約70人が乗り降りできませんでした。
JR北海道によりますと、5日午後7時58分ごろ、JR桑園駅構内で小樽発新千歳空港行きの快速エアポート174号が、所定の停止位置より約100メートル過ぎて停車しました。
列車は線路のポイント部分を超えていたため、ホームまで戻ることができず、指令センターの指示で停止した位置から運転を再開しました。
このため桑園駅で降りる予定だった乗客は、次の札幌駅で降り、また桑園駅から乗車する予定だった人は、次の列車に乗車したということで、約70人に影響がでたということです。
当時、列車に乗っていた約300人にけがはありません。
乗務員の人為ミスが原因とみられています。
JRは、3月のダイヤ改正ですべての快速列車が、桑園駅に停車するようになっていました。