６月、北海道登別市の60代の女性が、ＳＮＳを通じて知り合った韓国在住の男を名乗る人物から暗号資産への投資を勧められ、約250万円相当をだまし取られました。警察はロマンス詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、登別市に住む60代の女性は、４月にSNSを通じて知り合った韓国在住の男を名乗る人物から「日本経済は下落している」「デジタル通貨は利益をもたらす」などと暗号資産の購入を勧められていました。
これを信じた女性は、６月６日ごろ、指定された暗号資産アドレスに暗号資産およそ250万円相当を一括で送金しました。
その後「（女性の）資産経営計画の過程で生じた損失がある」などと多額の補填金を要求されたため、女性は不審に思い、警察に相談したことで被害に気づいたということです。
警察は、SNS型ロマンス詐欺事件として捜査するとともに、ＳＮＳ上などで振り込みを依頼された場合は、警察に相談するよう呼びかけています。