去年9月、札幌刑務所で服役中の女が別の女性受刑者の顔を平手打ちするなど暴行し、けがをさせたとして、9日書類送検されました。
傷害の疑いで書類送検されたのは、札幌刑務所に服役する40代の女です。
札幌刑務所によりますと、この女は、去年9月、刑務所内の工場で、刑務作業をしていた50代の女性受刑者に対し、顔を平手打ちしたほか、髪の毛を掴んで引き倒し、背中を複数回蹴る暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
被害に遭った50代の受刑者は、腕や背中に擦り傷を負ったほか、むち打ちの症状で全治1週間のけがをしました。
札幌刑務所の調べに対して、40代の服役中の女は「日頃の言動に腹が立ったので暴行した」などと話しているということです。