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伯母を殺害し現金を奪った被告の男 札幌高裁は被告の控訴を棄却し“無期懲役”の判決 「被告人が犯人であれば、すべて合理的に説明できる」

北海道放送 2024年7月16日 12時37分

8年前、北海道釧路で伯母を殺害し、現金を奪ったとして、強盗殺人の罪に問われた男の控訴審があり、札幌高裁は無期懲役の判決を言い渡しました。

田中治樹被告52歳は2016年、釧路で伯母の弘子さんの頭を鈍器で殴って殺害した上、現金およそ20万円を奪った強盗殺人の罪に問われています。

一審で田中被告は、殺害を否認し、無罪を主張しましたが、釧路地裁は、無期懲役の判決を言い渡していました。

16日の控訴審判決で、札幌高裁は「多くある状況証拠は、被告人が犯人であれば、すべてが合理的に説明でき、それ以外の可能性は現実的には説明できない」として、田中被告の控訴を棄却し、一審判決の通り、無期懲役の判決を言い渡しました。

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