通勤手当約37万円分を不正に受給したとして、40代の石狩市役所の男性職員が、17日、減給３ヶ月の懲戒処分を受けました。
減給３か月の懲戒処分を受けたのは、石狩市役所に勤務する、40代の主任職の男性職員です。
石狩市によりますと、男性職員は、2021年12月から2023年９月までの間、通勤方法を車通勤に変更したにも関わらず、通勤届の変更をせず、ＪＲとバスを利用したことにし、通勤手当約37万円分を不正に受給していました。
2023年10月に、男性職員が車通勤しているのを総務部職員課の職員が目撃、男性職員に聞き取りをしたところ、ことし4月に通勤手当を不正に受給したことを認めたということです。
男性職員は「交通手段を変更したら、速やかに届出を出さなければならないが、遅れたことで変更届を出しにくくなり、伸ばしてしまった」などと話していて、その後、不正受給した約37万円は全額返還したということです。