北海道豊頃町が発注した工事をめぐる贈収賄事件の19日の初公判で、元課長に懲役1年6か月が求刑されました。
豊頃町の施設課長だった越谷光裕被告61歳は昨年度、町発注の工事で土木業者の「十勝開発」が落札できるよう便宜をはかり、十勝開発の松本司被告66歳から14万円相当の接待を受けた罪に問われています。
19日の初公判で2人は起訴内容を認めました。
検察は越谷被告に懲役1年6か月と追徴金およそ14万円、松本被告に懲役10か月を求刑。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。
判決は9月20日に言い渡されます。