札幌ドームが19日午後、大和ハウス工業と交わしたと発表したネーミングライツ=命名権の契約金額は、年間2億5000万円とみられることが関係者への取材で分かりました。
札幌ドームと大和ハウス工業は19日午後、札幌ドームの名称を8月1日から「大和ハウス プレミストドーム」とするネーミングライツ契約を締結したと発表しました。
契約期間は2028年7月31日までの4年間とする一方、契約金額については非公表とされ、22日午後の市議会でも非公表のままですが、関係者によりますと、札幌ドームが提示通りの年間2億5000万円とみられるということです。
札幌ドームのネーミングライツをめぐっては、一旦、期限とされた2月29日まで契約がなく、無期限で延長されていました。
その後、昨年度の赤字が当初の見通しの2倍以上となる6億5000万円余りとなるなど、先行きが不透明でしたが、契約に関わった関係者によりますと、提示金額を下回る交渉はなかったということです。