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北海道十勝地方で今年初「熱中症警戒アラート」発表 猛暑の影響で帯広市の小中学校では下校時間早める 美幌町は36.2℃の猛暑日に

北海道放送 2024年7月23日 20時14分

23日の北海道内は各地で気温が上がり、オホーツク海側で猛暑日となった地点があるほか、十勝地方では、今年初となる熱中症警戒アラートが発表されました。

オホーツク地方の美幌町では、午後1時すぎに36.2度を観測し猛暑日となったほか、北海道内で今年の最高気温を更新しました。

美幌町内にある大型重機の整備工場では、暑さ対策として冷風機を急きょ設置し、作業を行っていました。

作業員
「エンジンの中(の作業)をやっていたらすごい暑い。40℃とかいくと思います」
「暑い中の作業、溶接とかはしたくないですね」

23日の北海道内は、午前中から気温が上がり続け、環境省や気象庁は暑さ指数が「危険」なレベルに達するとして、十勝地方に今年初となる熱中症警戒アラートを発表。

この暑さの影響で、23日、帯広市や十勝の清水町、中札内村では60代から70代の男性合わせて3人が熱中症の疑いで病院へ搬送されました。

また、23日終業式だった帯広市の小学校と中学校は下校時間を早め、子どもたちはひと足早く夏休みに入りました。

親子
「めっちゃ暑かった」
「なるべく暑い日は外に出ないで、家で遊べる工夫をしたいと思います」

消防などによりますと、北海道南部にある森町の中学校で、女子生徒が部活動中に搬送されるなど、北海道内では23日までに札幌市の6人を含む少なくとも21人が熱中症の疑いで搬送されました。

危険な暑さとなっている地域もあり、引き続き熱中症などに警戒が必要です。

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