生活保護費約217万円を1年間不正に受給していたとして、旭川市に住む40代の男女が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、旭川市豊岡9条7丁目に住む自称飲食店従業員の48歳の男と、同じく旭川市豊岡9条7丁目に住む46歳の自営業の女です。
この男女は、知人からの仕送りで収入を得ていたにも関わらず申告せず、2018年4月から2019年3月までの1年間で、12回にわたり、旭川市から生活保護費約217万円を不正に受給した疑いが持たれています。
2021年7月、旭川市の職員から相談を受けて警察が調べを進めていましたが、相談から約3年が経った7月23日、容疑が固まったとして48歳の男と46歳の女を逮捕しました。
警察によりますと、逮捕時2人は同居していたものの、戸籍上は離婚していて、生活保護はそれぞれで申請していたということです。
警察は、2人の認否や2人に仕送りをしていた知人との関係については明らかにしていません。