24日までの大雨で水田や畑が水に浸かった北海道空知地方の沼田町では、農業被害を把握するための現地調査が始まりました。
北海道内は、23日から24日にかけて、空知地方や上川地方を中心に大雨となり、深川市などを流れる雨竜川が氾濫しました。
水田や畑が水没した沼田町では、町の担当者が現地を訪れ、被害を受けた面積などの調査を始めました。
沼田町 農業推進課 前田昌清課長
「これだけ作物が育っているので、できる限り作物被害がないように祈っています」
沼田町によりますと、水田の被害報告は調査前の段階で、13ヘクタールにのぼっていて、町は数日かけて、正確な被害状況を確認する方針です。
北海道内では、大雨の影響で床上浸水が1件、床下浸水が7件確認されるなど、住宅にも被害が出ました。