22日、札幌市東区のアパートで遺体が見つかり、64歳の男が死体遺棄の疑いで逮捕された事件で、遺体は男の母親と判明しました。
この事件は、22日、札幌市東区のアパートの一室で1人の遺体が見つかり、この部屋に住む髙橋健一容疑者64歳が死体遺棄の疑いで逮捕されたものです。
髙橋容疑者は母親と2人暮らしで、DNA型鑑定の結果、遺体は母親のテルさん87歳と判明しました。
テルさんの死因は、骨盤骨折などによる外傷性ショックで、発見されたときには少なくとも死後3日ほど経っていました。
警察の取り調べに対し、髙橋容疑者は「土曜(19日)には死んでいることに気づいていたが、休日だったので月曜(22日)に通報した」「母親はよく転んでいた」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、テルさんが死亡したいきさつについて、慎重に調べを進めています。