30日午前、北海道苫小牧市の製油所で「煙が見える」と通報があり、消防が出動しました。
30日午前10時前、苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所で「タンクの上から煙が見える」と、従業員から消防に通報がありました。
消防車10台が駆けつけた時には、すでに関係者により消火されていて、けが人もいませんでした。
出光興産によりますと、製油所内の硫黄を貯蔵するタンクの上部がくすぶっているのが確認されたということです。
製油所では、ガソリンなどの石油製品の出荷を一時見合わせましたが、すでに再開されています。
製油所では、6月から10月にかけて、定期メンテナンスを行っている最中で、警察と消防が出火の原因を調べています。