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ロシア訪問中の鈴木宗男参院議員、北方墓参の枠組み「効力は破棄」とロシア側から説明受ける 遠のく四島訪問事業

北海道放送 2024年7月31日 18時4分

ロシアを訪問中の鈴木宗男参院議員は、北方領土の元島民による墓参について、ロシア側から「効力は破棄された」と説明を受けたと述べました。

鈴木宗男参院議員
「墓参についてビザなし交流もあわせて、きょうのロシア側の説明では2022年9月3日をもって協定の効力が破棄されたという説明があった」

30日にロシア外務省のガルージン次官らと会談した鈴木氏は、ロシア側から墓参の枠組みについて、おととし9月の時点で「効力は破棄された」と説明を受けたと述べました。

墓参をめぐって、ロシア外務省は去年1月、「両国の合意は有効だ」と表明していて、日本政府も一貫して墓参の再開を求めています。

鈴木氏は「ロシア外務省は日本側にも破棄について伝えたとしていて、外務省にも確認したい」としています。

一方、灯台の修理を理由に停止している貝殻島周辺でのコンブ漁について鈴木氏は、修理が今週土曜日の8月3日に終了し、安全状況を確認したうえで、操業再開を判断する予定だとロシア側から説明を受けたことも明らかにしました。

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