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北海道電力4月~6月決算「減収減益」売上2025億円、純利益312億円 前年同時期比減…齋藤社長「再稼働で電気料金は下がる」泊3号機の再稼働目指す

北海道放送 2024年7月31日 18時58分

北海道電力は31日、第1四半期の決算を発表しました。前の年の同じ時期と比べて減収減益となっています。

北海道電力の齋藤晋社長は31日の記者会見で、ことし4月から6月までの第1四半期の決算を発表し、グループの売上高は2025億円、純利益は312億円と、いずれも前の年の同じ時期を下回りました。
燃料価格の低下に伴い電気料金の収入が減少したことが主な要因だということです。

北海道電力は泊原発3号機について再来年12月の再稼働を目指していて、齋藤社長は「再稼働で電気料金は下がる」と改めて強調しました。ただし、具体的な引き下げ額は現時点で見通せないとしています。

北電 齋藤晋社長
「私どもとしては皆様が納得する、適正な財務状況や燃料調達の状況などをしっかり示したうえで、適正な価格で料金の値下げをさせていただきたい」

北海道電力は来年3月までの1年間の売上高の見通しを8760億円としていましたが、今後、他社へ販売する電力量が増加する見込みなどとし、300億円多い9060億円に修正しています。

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