改修工事が進む北海道庁の“赤れんが庁舎”で、シンボルの『八角塔』に新しくなった屋根を戻す作業が行われました。
札幌にある道庁“赤れんが庁舎”は、建物の老朽化などに伴い、2019年から大規模な改修が進められています。
庁舎のシンボル『八角塔』の屋根は、おととし取り外され、新しい銅板にふき替えられました。
1日午前5時半から屋根をクレーンでつり上げ、『八角塔』の上に戻す作業が行われました。
多くの人が見守る中、高さ約6.5メートル、重さ約20トンの巨大な屋根は、1時間ほどかけて移設され、『八角塔』に真新しい色の屋根がかかりました。
道庁“赤れんが庁舎”は改修を終えたあと、来年7月にリニューアルオープンする予定で、これまで入れなかった『八角塔』の内部も、有料で見学できるようになります。