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横断歩道を渡っていた小学4年生の男児死亡 ワゴン車運転の64歳男に禁錮2年6か月の実刑判決「危険を軽視して運転した過失は重大」 札幌地裁

北海道放送 2024年8月2日 12時37分

今年5月、札幌市豊平区で小学4年生の男の子を車ではねて死亡させた罪に問われている64歳の男の裁判で、札幌地裁は、2日、禁錮2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

札幌市豊平区の会社員花田光夫被告は、今年5月意識がもうろうとした状態で車を運転し、札幌市豊平区の交差点で横断歩道を渡っていた小学4年生の西田倖くんをはねて死亡させた過失運転致死の罪に問われています。

2日の判決で、札幌地裁は「花田被告は10年以上前に糖尿病を発症しインスリン接種後に食事をするように指示を受けていたが、事故の前日もインスリン注射をしたあと食事をせず低血糖状態で意識障害に陥り事故を起こした。危険を軽視して運転した過失は重大」などとして禁錮4年の求刑に対し、禁錮2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

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