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“プラスチック製バット”で部下の尻を叩くなどした当時47歳の男性係長を懲戒処分と北海道北見市が公表 業務中に「そんなことも分からないのか」などと罵倒するなど14件の行為をパワハラと認定

北海道放送 2024年8月2日 19時44分

北海道北見市は、部下の男性に対し、プラスチック製のバットで尻を叩くなどのパワーハラスメントをしたとして、3年前、当時47歳の係長を減給1か月の懲戒処分としていたことを公表しました。

北見市によりますと、市の納税課に勤務していた当時47歳の男性係長は、2019年から2021年にかけて、部下の男性職員に対し、業務中に「そんなことも分からないのか」などと罵倒したり、宴会の席でプラスチック製のバットで尻を叩くなどのパワハラ行為をしたということです。

男性職員は、パワハラが原因で精神疾患を患ったことで、2021年4月、市に被害を相談。調査の結果、市は14件の行為をパワハラと認め、男性係長を減給1か月の懲戒処分としました。

北見市は、事案の公表に3年近くかかった理由について、男性職員の心身への影響を考慮したことや、今年に入って男性職員が、市に求めていた損害賠償請求の和解協議が整ったためとしています。

北見市では、おととし、別の職員が、パワハラを申し立てた際に、担当の課が、申し立てを取り下げるよう促したとされる問題も起きていて、第三者委員会が調査しています。

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