皆さんの家の近くにもある、あのコンビニが「焼きたてピザ」のデリバリーに参入します。
配送担当者
「こんにちは“セブンナウ”です」
運ばれてきたのは、熱々のピザです。
大手コンビニチェーンのセブンーイレブンは、札幌市内の5つの店舗で7日から、焼きたてピザの配送サービスを始めます。
スマートフォンで注文すると、最短20分で商品を届ける【7NOW(セブンナウ)】の仕組みを活用します。
冷凍ピザは、店内に常備し、注文を受けてから専用オーブンで焼き上げます。
馬場佑里香記者
「生地がモチモチしていて、チーズも濃厚です」
販売するのは『マルゲリータ』と『照り焼きチキン』の2種類。
時間が経っても、焼きたてのモチモチ食感を味わえるよう、これまでの冷凍ピザからレシピも改良しました。
セブンーイレブン・ジャパン企画本部 由井大輔マネジャー
「多様化する客のライフスタイルを支えるために、お買い物の幅を広げたい」
「この1店1店が“商品の拠点”と考えることもできると思います」
セブンイレブンによりますと、宅配サービス「7NOW」の注文件数は、雪が多い北海道内では全国平均の1.5倍に上るといいます。
夏休み中の子どもがいる家庭や独り暮らし、共働きの家庭など「配送」のニーズが高まる中、コンビニの店舗を拠点にして“宅配ピザ”の需要を取り込みたい考えです。