札幌市南区で30代の男性をはねた後、現場から逃走した疑いで逮捕された男は、依然黙秘を続けていて、警察が事件前後の足取りを調べています。
和久井有紀乃記者
「鈴木容疑者が南警察署から出てきました。落ち着いた様子で車に乗り込みました」
7日、検察庁に身柄を送られたのは、札幌市南区の会社員、鈴木礼生容疑者27歳です。
鈴木容疑者は、6日未明、札幌市南区南沢5条3丁目で、39歳の理学療法士の男性を車ではねて、大けがをさせたまま逃げたひき逃げなどの疑いが持たれています。
現場は、鈴木容疑者の自宅から400メートルの地点で、警察は帰宅途中だったとみています。
また、事件直前の5日は、勤務先を休んでいたことも新たにわかりました。
鈴木容疑者は、事件について黙秘を続けていて、警察が事件前後の足取りの捜査を進めています。