札幌のシンボル、時計台の改修工事が計画されていることがわかりました。工事の間は休館となる予定です。
札幌市によりますと、時計台の改修工事は、早ければ2028年度にも行われる予定で、防火設備の見直しのほか、外壁や屋根の改修、冷房設備の導入などが検討されています。
青山凌太郎記者
「時計台の横側部分ですが、よく見てみると、壁がはがれているのが分かります」
1878年に建てられた時計台は、国の重要文化財で、昨年度は約29万人が訪れた札幌を代表する観光スポットです。
このため工事に伴う休館は、1年以内に抑えたい考えです。
6年前の改修工事では、塗り直された外壁の色が、緑がかっていると話題となりましたが、計画通り、時間とともに劣化し、現在は白い色に戻っています。
札幌市は来年度にも、改修計画の大枠をまとめます。