10日午前、北海道積丹町の海岸で、泳いでいた男性3人が沖に流されました。2人は自力で岸に戻り、1人は救助後、ドクターヘリで搬送されました。意識はあったということです。
10日午前11時すぎ、積丹町の野塚野営場で、同行していた人から「男性3名が流されている」という118番通報がありました。
小樽海上保安部によりますと、30代の男性と20代の男性2人、合わせて3人が約100メートルの沖合まで流されました。
その後、20代の男性2人は自力で岸に戻ったものの、30代の男性は近くにいた別のグループの人に救助された後、ドクターヘリで搬送されました。かなり海水を飲んでいましたが、意識はあったということです。
3人は午前10時半ごろから泳ぎ、ライフジャケットなどは着用していませんでした。
当時、現場の天候は晴れ、北の風3メートル、波の高さは0.5メートルでした。
小樽海上保安部は、自力で岸に戻った2人から事情を聴くなどし、当時の状況を詳しく調べています。