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お盆の帰省シーズン真っ只中に、憂うつさを抱える女性たちが…【帰省ブルー】ってご存知ですか?「気を遣うし…ゆっくり出来ず、疲れる」お嫁さんの本音に、果たして姑さんは?

北海道放送 2024年8月14日 18時46分

お盆休みで、実家に帰省中という方も多いと思いますが、こんな気持ちになる人も…「帰省ブルー」です。

夫の実家に帰省する女性、すなわち”お嫁さん”の憂うつな気持ちを表す言葉で、SNS上で多くの人の共感を呼んでいます。

実際はどうなのでしょうか?夫の実家に帰省する“お嫁さんの本音”を、札幌で尋ねてみました。

(嫁)札幌在住30代:「出来れば行きたくない。気を遣うのと…あまり姑とあわない」

(嫁)横浜在住30代:「自分の実家にいるのとは違うので、気も遣うし、気持ちが休まる場所ではない。そうした意味では…“行きたいか?”と聞かれたら、本音は行きたくない」

(嫁)東京在住30代:「夫と義理の父母が、仲良い感じではないから…そっちの関係性が気になって、あまりゆっくりできない」「あとは自分たちの子育てに対して、口を挟まれたり、子どもの受験はどうするの?とか、この行儀が…とか言われるのも疲れる」

一方、こんな意見もありました。

(嫁)静岡在住30代:「帰省は楽しみで、孫を初めて会わせるので、ハイハイしたり、つかまり立ちで伝い歩きしたりするので、そういう姿を見せるのが楽しみ」

“お嫁さん”の立場にある女性の皆さんに、義理の実家へ帰省することについて尋ねたアンケート調査の結果では、およそ6割から否定的な回答がありました。

◇《お嫁さんに聞いた「義理の実家への帰省は…?」》
・【休んだ気がしない】25.2%
・【気が進まない】23%
・【ストレスがたまる】13.7%
・【楽しみ】22.6%

帰省してくる“お嫁さん”について、どう思いを持っているのか?今度は“お姑さん”の声を尋ねてみました。

(姑)札幌在住60代:「義理の母に何か聞かれたときに、気を遣って、本音を言わないんじゃなくて、気持ちはちゃんと伝えたほうがいい」

(姑)東京在住50代:「お嫁さんは、気を遣って疲れるかもしれないけれど…、受け入れる側はとっても楽しみ。なんか娘(=お嫁さん)ができたという嬉しい気持ち」

(姑)札幌在住70代:「あまり干渉や強要もしない。来れば嬉しいし嫌ではない」

(姑)札幌在住70代:「(関係は?)良好です」
(嫁)東京在住30代:「(関係良好の秘訣は?)図々しく甘えることですかね」
(姑)札幌在住70代:「甘えてくれると嬉しい私も幸せになるし、彼女も助かるし」

義理の娘の帰省について、お姑さんに聞いたアンケートでは「ゆっくりしてほしい」という答えが最も多く、次いで「ご馳走でもてなしたい」など、プラスの意見がほとんどでした。

◇《お姑さんに聞いた「義理の娘の帰省は…?」》
・【ゆっくりしてほしい】30.7%
・【ご馳走でもてなしたい】24.8%
・【楽しみ】23.6%
・【息子と孫だけでいい】10.5%

両者ともいろいろ思いはあるようですが、せっかくのお盆ですから、帰省先では、家族仲よく、ぜひ楽しい時間を過ごしてください。

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