今月10日に解禁されたサンマ漁が、北海道根室市の花咲港で、16日、初水揚げされました。
16日午前3時半、10日に出漁していた40隻のうち、大型船の2隻が花咲港に戻り、“棒受け網漁”で取れた約33.9トンのサンマが。初水揚げされました。
漁業者「去年よりは、若干いい」
16日朝の初競りでは、税込みで1キロ626円の値がつき、去年の1キロ14万400円を大きく下回りました。
初水揚げの量が、去年の0.5トンと比べて大幅に増えたことや、台風7号の影響で、本州に空輸できないことなどが影響したとみられています。
その後、取れたてのサンマは地元の市場に並びました。
客「ピカピカでおいしそう。新鮮ですごい」
全さんま=全国さんま棒受網漁業協同組合は、初水揚げの量は「昔に比べればまだ低水準」と話していて、17日、港に戻る漁船の水揚げに期待を寄せています。