21日午後、北海道恵庭市のJR千歳線の恵み野駅構内で、快速エアポートが約600メートルオーバーランし、乗客28人が、次の駅や列車を利用するトラブルがありました。
オーバーランしたのは、午後2時39分、新千歳空港発札幌行きの区間快速エアポート99号です。
JR北海道によりますと、この列車は、21日午後3時ごろ、恵み野駅構内で、ホームを約600メートル行き過ぎて停車しました。
列車は、駅を通過後に非常ブレーキにより停車しましたが、すでに踏切を超えていたため戻ることが出来ず、5分ほど停止した後、次の島松駅へと向かいました。
このため、恵み野駅で降りる予定だった乗客15人は、島松駅に臨時停車した別の快速エアポートに乗り換えてもらい、恵み野駅まで戻りました。
また、恵み野駅から乗車できなかった乗客13人については、後続の恵み野駅に停車する快速エアポートに案内したということです。
乗客乗員にけがはありません。
JR北海道は、オーバーランの原因を調べています。