堀井学氏が議員辞職の意向固める 地元有権者に香典を渡した疑いで特捜部から任意聴取受ける「自分の指示で配らせた」「違法性を認識していた」

自民党を離党した堀井学衆議院議員が、地元の有権者に秘書らを通じて香典を渡したとされる事件をめぐり、堀井議員が議員辞職する意向を固めたことが分かりました。

堀井議員は、地元の北海道９区で秘書や家族を通じて有権者10人以上に香典を渡すなど、あわせて数十万円の違法な寄付をした疑いがもたれていて、東京地検特捜部が堀井議員本人や元秘書らから任意で事情聴取するなどして捜査を進めています。

この事件を受けて、堀井議員が議員辞職する意向を固めたことが関係者への取材で分かりました。

関係者によりますと、堀井議員は複数回にわたる特捜部の任意の事情聴取に対し、「自分の指示で秘書などに香典を配らせた」「違法性を認識していた」などと説明しているということです。