北海道札幌市のイトーヨーカドー屯田店の跡地に８月29日、新たな大型商業施設がオープンしました。
運営するのは安さを売りにした食品スーパー、「ロピア」の運営会社です。
札幌市北区に広がる住宅街、屯田。
三國谷浩司記者
「こちらですね。屋上の看板は、骨組みだけになっています」
開店前にもかかわらず店の入口にはお客さんが…。
利用客
「（フードコートで）休めるから。楽しみにはしてる」
利用客
「でかいお弁当とか…（総菜コーナーは）すごく楽しみです」
イトーヨーカドー屯田店の跡地に８月29日オープンしたのは、神奈川県が本社のＯＩＣグループが運営する商業施設「ＣｉｉＮＡＣｉｉＮＡ（シーナ シーナ)」。
店の名前はうれしいな、たのしいな、というポジティブな気持ちを表す言葉から取ったといい、北海道内初上陸です。
お客さんが楽しみにしているという目玉の食品スーパー「食生活♡♡ロピア」は、実は11月のオープン予定。
８月29日は１階と２階に、イトーヨーカドー時代に入っていたファストフード店などが先行オープンしました。
さて、その「ロピア」とは。
中尾大輔記者
「見てください！こちらの巻き寿司、マグがはみ出ています」
「トウモロコシは１本100円です」
たくさん買えるのに低価格。
それを実現させるためにコスト管理を徹底しています。
ＯＩＣグループ広報担当
「支払い方法が現金のみということと、常温で飲料やお酒を販売していたり、カートはコイン式を導入しており、客自身でカートを戻すことで、人件費などを削減している」
店内の買い物カートは、４つまでカゴが置けるよう独自開発しました。
常連客
「ロピア最高。買い物をしていて楽しい。いっぱい買っちゃう」
「ロープライスのユートピア」を意味する「ロピア」は、地域の顔として定着するのか。
「ＣｉｉＮＡＣｉｉＮＡ」は、このあとイトーヨーカドーの福住店と琴似店の跡地に順次オープン予定です。