Infoseek 楽天

札幌ススキノ“首切断”裁判「車のGPSは履歴は残りますか」「ハイターで指紋は消せる?」瑠奈被告の母浩子被告、父修被告のLINEや検索履歴を検察が有罪の根拠として示す

北海道放送 2024年8月30日 21時6分

北海道札幌市・ススキノのホテルで男性が殺害され、首を切断された事件で、親子3人のうち、8月30日には母親の浩子被告の裁判が開かれました。

検察官は、有罪を示す根拠として事件後、車の位置情報に関するメッセージを送った後、削除していたことをあげました。

この事件は2023年7月、北海道札幌市ススキノのホテルで、男性会社員が殺害され頭の部分が持ち去られたものです。

起訴された田村瑠奈被告ら親子3人のうち、死体遺棄・損壊のほう助罪に問われている母親の浩子被告の裁判だけが進んでいて、8月30日が3回目の裁判です。

傍聴券に並んだ人
「(修被告が)出てきてくれるほうが真実は分かると思う。(修被告がコロナで出られなくなって)そうだったんですか」

8月30日には父親の修被告の証人尋問が行われる予定でしたが、新型コロナに感染したため、出廷できなくなりました。

予定を変更し、検察側が証拠を読み上げ、浩子被告の有罪の根拠として、事件後、修被告に「車のGPSは履歴が残りますか」とLINEでメッセージを送った後、削除していたと指摘。

また、修被告も事件前に「ハイターで指紋は消せる?」と検索し、犯行現場の壁などから検出された成分が、修被告が購入した漂白剤と一致したと明らかにしました。

次回は、10月1日に開かれ、修被告の証人尋問が行われます。

この記事の関連ニュース