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2万円限度の当初案に高齢者が反発…札幌市の「敬老パス」上限額7万円⇒4万円、対象年齢70歳⇒75歳以上に 2026年度導入に向け市議会に提示へ

北海道放送 2024年9月2日 18時36分

札幌市は、見直しを検討してきた「敬老パス」の上限額について、4万円とする方針を固めました。

札幌市の敬老パスは現在、70歳以上の市民対象で、地下鉄やバスの乗車に利用できます。

札幌市は高齢化に伴って公費負担が増えることなどを理由に、上限額を年間7万円から2万円に引き下げるほか、健康増進の活動に参加した場合に利用額が増える「ポイント制」の導入など、新たな制度案を検討していました。

しかし、この案をめぐっては高齢者を中心に反対が拡大。

再検討を迫られた札幌市は、上限額を4万円とする代わりに、対象者を70歳以上から75歳以上に引き上げる方針を固めたということです。

札幌市は来週の市議会で新たな案を提示する予定で、2026年度には導入する考えです。

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