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開店前から米を求めて行列…千葉県産コシヒカリ新米5キロ3682円、60袋が20分で完売「高いなと思うけど…」北海道産は10日も販売か

北海道放送 2024年9月3日 18時36分

北海道内も米の品薄状態が続いていますが、札幌市の専門店には、3日待望の新米が入荷しました。
店には、米を買い求める客の列ができました。

石黒拓海記者
「開店10分前にもかかわらず、20人以上の客が米を求めて並んでいます」

午前10時前。札幌市白石区の米の専門店「玄米工房こめしん北郷店」です。

この店は、釧路市に本社がある会社が経営し、札幌市内で3店舗を展開しています。

北郷店の朝の販売分は、千葉県産のコシヒカリの新米5キロ60袋です。

玄米工房こめしん北郷店 伊藤まゆみ店長
「初めてのことなのでびっくりしています。(入荷量は)半分以下ですね。お店からお米がなくなることが初めてですし、常時30種類ぐらいあったのが全くなくなるのは初めて」

今回の米の品薄に伴い、新米の販売では事前に整理券を配布していて購入は、1人1袋までです。

新米の販売価格は、5キロ入りで3682円でした。

それでも、買い求める人は待望の新米を手に入れ、まずは安堵の表情です。

購入した客
「念願でしたね。(もう家にお米ない?)まだちょっとはあるんですけど、子どもがいるから…5キロ3000円は高いなと思うけど、あるに越したことはない」

結局、朝の販売分の60袋は開店からわずか20分で完売しました。

こちらの系列店では現在、午前と午後の2回本州産の新米を販売していますが、北海道産の新米は早ければ10日にも一般客向けに販売される予定です。

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