６日午前、北海道恵庭市のＪＲ千歳線の島松駅と恵み野駅の間の線路で人身事故があり、千歳線は北広島⇔千歳で運転見合わせとなっています。新千歳空港に向かう高速バスの乗り場には、長い列ができています。
警察によりますと、６日午前９時半ごろ、恵庭市のＪＲ千歳線の「南22号線踏切」で、目撃した人から「踏切近くで、事故を見た」という通報がありました。
ＪＲ北海道によりますと、札幌から新千歳空港に向かっていた区間快速エアポート42号（６両編成）による人身事故だということです。乗客と乗員、320人にけがはありません。
この事故の影響で、千歳線は北広島⇔千歳で運転を見合わせ、午前11時現在、札幌と函館、室蘭を結ぶ特急４本、札幌と新千歳空港を結ぶエアポート29本など、37本の列車が運休しています。
一方、ＪＲ札幌駅前のバス乗り場には、高速バスで新千歳空港に向かう人たちなどの長い列ができています。
警察が事故にあった人の容体や身元、当時の状況などを詳しく調べています。