「眠りたいのに眠れない…」睡眠不足は、様々な病気のリスクが高まります。
そんな中、「最高に眠くなる空間」を体験できるイベントが、札幌市で開かれました。
札幌・ススキノのビルの一角に設けられた薄暗いスペース。
「最高に眠くなる空間」として１日限定で用意されました。
長沢祐記者
「スクリーンには実際の北海道の森が映し出されていて、来場者は好きな場所、好きな体勢で、最高に眠くなる空間を満喫することができます」
その空間は、映像だけでなく心地よい音楽に加えて、北海道内を代表する樹木のトドマツの「香り」が眠りを誘います。
長沢祐記者
「寝転がってみると、森の中にいるような感覚になりますね。街中にいるとこういったことも体験できないので、非日常感が味わえますね。森の香りがふわーっと感じてきてすごくリラックスできます」
あまりの居心地の良さに取材スタッフもカメラを置いて、ひと休み…。
ＮＴＴ東日本グループ 尾形鉄平さん
「新しい睡眠体験が作れたと思っています。こういう空間をオフィスだったり日常に入れることによって、その行き来がリラックスやストレスを和らげることにつながっていくのではないか」
イベントを主催した団体は、睡眠時間を増やすことが難しい生活習慣の中で、少しでも睡眠の質を高めるきっかけになればと話しています。