北海道帯広市のコンビニエンスストアで13日、カッターナイフを店員に突きつけ、金を要求した疑いで43歳の男が逮捕された事件で、男が犯行に使用したカッターナイフは、店の商品だったことがわかりました。
帯広市の自称・作業員、中村耕人（やすと）容疑者は、13日午前５時すぎ、帯広市西１条南12丁目のコンビニエンスストアに侵入し、女性店員２人にカッターナイフを突きつけて「お金をください」などと脅し、金を奪おうとした疑いで、14日、身柄を検察庁に送られました。
中村容疑者が犯行に使用したカッターナイフは、店で販売されていた商品で、犯行時、店員が防犯ベルを鳴らすと、中村容疑者はカッターナイフを置いて逃走したということです。
警察の調べに対し、中村容疑者は「関係ない人を巻き込んで、悪いことをしました」などと話し、容疑を認めているということです。