20日夜、北海道函館市交差点で、乗用車同士が衝突し、1台は近くの店舗に突っ込みました。1人が救急搬送されています。
ました。
20日午後6時半ごろ、函館市湯川町1丁目の国道278号線とわき道の交差点で、乗用車同士が出会い頭に衝突し、国道を走行していた乗用車が近くの浄水器販売店の建物に突っ込みました。
この事故で、店舗に突っ込んだ乗用車を運転していた60歳の男性が救急搬送されました。
足や腰などを強く打っているものの、命に別状はないということです。
警察によりますと、現場の交差点は、片側2車線の国道に手押しボタンの信号機、わき道に一時停止の標識がありました。
警察は、わき道から出た乗用車を運転の84歳の男性から事情を聴くなどし、事故の状況を詳しく調べています。
北海道では今月、一時停止の標識がある交差点で、大きな事故が相次いでいます。
8日午前、倶知安町八幡の交差点で、タンクローリーと衝突し、レンタカーの乗用車の67歳の夫が死亡、64歳の妻も意識不明の重体になりました。
夫婦は広島県から旅行中で、夫婦のレンタカー側に一時停止の標識がありました。
さらに、10日午前、札幌市北区の交差点でも、ワゴン車と乗用車が衝突し、ワゴン車の後部座席の91歳の女性が死亡、他に2人もけがで救急搬送されました。
この事故は、初心者マークの乗用車側に一時停止の標識があり、運転していた34歳の中国人の女が逮捕されています。
警察は、一時停止の標識がある交差点での運転に十分注意するよう、あらためて呼びかけています。